concept
Kitchen
to
Table.
キッチンから食卓まで
手料理をおいしく、
美しくする陶器製万能調理平鍋
私たちは、過去から学び、時代にあった形で変化していくことがとても大切だと考えます。
PETARIの生産を担う銀峯陶器は、国内での土鍋生産量日本一の実績を持ちます。
日本の冬の食卓を支えてきた私たちの次の目標は、日本の夏の食卓を支えること。
そんな想いから、新たな陶器製鍋の開発が始まりました。
feature01
形状の秘密
Secrets of Shape
-
陶板モチーフの浅底
三重県四日市市の代表的な地場産業であり、1979 年に国の伝統工芸品に指定された四日市萬古焼。その四日市では、陶器製の板で食材を調理した陶板料理というものがありました。その陶板をモチーフに少し高さを出した平らな鍋がshallow pot です。この土地だからこそ生まれる、歴史から紐解いた形状の平鍋です。
-
気密性の高い設計
熟練の職人の卓越した成形技術により、本体とフタのリムは密閉します。 そうすることで鍋内部の気密性が高くなり、食材の旨味を逃しません。
-
スタッキングできるフタの形状
鍋の収納時に、どうしても邪魔になってしまうフタ。これは鍋を長年作り続ける私たちの課題でもありました。 ミリ単位での微調整を繰り返し、使用時の機能性は損わずにフタを逆さまに収める形状を作りスタッキング収納を実現させました。
feature02
品質と安全を追求する製造技術
Manufacturing technology for quality and safety
-
優れた耐熱強度
原料の中でも、耐熱性能を左右するペタライトは、極めて高品位であることを追求し、ジンバブエの鉱山に特別に依頼し、選鉱して輸入。特別な配合によって原料を調合し、製土したオリジナルの土は、650℃の温度変化にも耐える性能をもつ陶器製鍋の礎となっています。炭火を使うアウトドアやキャンプなど、高温かつ火加減が難しいシーンでも活躍します。
-
研究を重ねた釉調合
テクスチャーを決める釉薬は、すべてオリジナルです。調理器具として必要な機能性や、器として自然な質感のバランスを探求し、厳選した鉱石や粘土などの配合を日々研究しています。
-
鉛・カドミウム0
PETARIが使用する原料は、人体に悪影響を及ぼす危険性のある鉛・カドミウムを一切使用しておりません。なおかつ製品は約1,200℃で焼成を行っており、配合成分が表面へ溶け出さない安全な製法でお作りしています。
feature03
キッチンから食卓へ
Kitchen to Table
-
優れた蓄熱性
陶器製鍋と鋳物ホーロー鍋やアルミ合金製鍋を比較したとき、一番の違いは、「蓄熱性」に優れた点です。 保温力が高いので火を止めても冷めにくく、余熱調理も得意とし、出来立ての料理の美味しさを守ります。
-
電子レンジ対応
従来の土鍋とは違い、フタをしたままオーブン調理や、電子レンジでの使用も可能です。 温め直しだけではなく、電子レンジで作れる、PETARI 公式レシピもご用意しています。
-
リム付きの意匠性
取手のない美しいリムと浅めの形状は、食卓にそのまま運べる器としての機能を備え、 キッチンと食卓を一つに繋げるシームレスな食生活を実現します。
feature04
自然由来の色味
Nature-derived colors
-
三重県熊野市、七里御浜の端にある鬼ヶ城の麓にそびえる荒々しい岩肌の色味を再現。火山灰が堆積することで形成される深みのあるブラックを追求しました。
-
三重県北部に位置する鈴鹿山脈には、火山物質や泥岩などの陸源砕屑岩が分布しています。泥岩とは主に、海底や湖沼底などに堆積した泥が固まったものと言われています。そのしっとりとした深海のような神秘的なカラーに惹かれ、泥岩の色味に近い釉薬を開発しました。
-
三重県東紀州地域で見られる約1500万年前の巨大カルデラ火山活動で生じた火成岩の色や質感をモチーフにしています。何層にも重なった深みのあるベージュは再現するのがとても難しく、幾度となく試作を繰り返しようやくたどり着いた色むらのある上質なベージュ。